Moldex3D2020特集ページ
Moldex3D2020紹介
より速くそして、使い易く
計算速度向上 | BLM及びeDesignメッシュの 計算速度が20%以上UP |
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Studio | プリポストが統合され使い易く |
メッシュツールの追加 | 新機能の追加 |
基本性能向上 | 成形機バレル圧縮計算、 そり変形、冷却拡張 |
高度な機能の強化
複合材料 | 繊維と流動のカップリング計算で繊維長と 濃度の変動を考慮して計算を実施 |
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RTM | 2次元織物複合材料モデルを考慮しそり変形 予測が向上 |
発泡成形 | ガスの溶解及び温度の影響を考慮することで、 圧力の解析精度が向上、それによりセル径予測 精度も向上 |
スマートなCAEデータ活用
iSLMの提供 | WEBベースのデータ管理 |
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CAE結果 | 重要な結果抽出、比較 |
実際のデータ | 試作成形時のデータを蓄積 |
こちらから、お申込みください。
計算速度向上:
上記グラフは、要素数1200万の計算時間効率を表したものである。(R17と2020の比較)
8コアの計算で9時間かかっていたものが、6時間弱となり
16コアで5時間弱が3時間強、32コアで3時間強が、2時間半で計算が終了しています。
※テスト環境:CPU AMD EPYC7302 8コア、16コア、32コア使用
Studio:ストゥーディオ:新プラットフォーム(プリポストプロセッサー)です。
以前のプリポスト(Moldex-Mesh、Designer,Project)では、データを受け渡す必要がありましたが、Studioでは、この中でプリポスト全ての作業が出来るようなっております。レンダリングのパフォーマンスも体感で2、3倍ですので、新ユーザーはこちらでの作業を推奨しております。(旧ユーザーは、少しづつ使ってもらえば、良いでしょう。)取扱いメッシュが大きい場合は、Studioは、軽く使えるのでお勧めです。(例えば500万要素以上)メイン画面の上部のリボン式UIで左から右へ操作していけば、一通りの作業が出来るようになっております。
メッシュツール追加について
メッシュを作成するにおいて問題の一つは、元となるデータの品質が悪ければ手間が増える事である。Moldex3D Sudioでは、メッシュを作成する際に不良なサーフェイスを削除し再作成できるツールを提供しております。通常は、3Dデータの不良がある場合は、CADに戻って修正する必要がありますが、追加機能を使い曲面を修正する事も可能です。
基本性能の向上
左図:突き出しのタイミングを考慮しない場合 右図: 変更を考慮した場合
基本性能の向上
Moldex3Dは、信頼性の高い解析結果を得る為に開発を進めております。
基本性能の向上として、3Dバレル圧縮、そり予測、温度計算が改善されています。
流動については粘弾性の影響をより簡単に考慮できるようになりイヤーフローの再現に役立っています。
そりについては、インサート成形、そして、突き出し時間の影響が改善されています。 図:イヤーフローアニメーション 左図:接触熱抵抗を考慮しない場合 右図:接触熱抵抗を考慮する場合
早く冷える事が分かります。 左図に比べ遅く温度が冷える事が分かります。 温度計算については、接触熱抵抗が異なる部位を考慮するために、金型部品ごと熱伝達率を設定できるようになりました。その為温度分布の変化をより詳細に設定し計算出来るようになりました。 3Dバレル圧縮計算を実施することでこれまで、実機とCAEが大きく異なっていたVP切替位置、成形の立ち上がり立下り時の挙動をより正確に計算出来るようになりました。